衛生

「生」を「まもる」ことから健康をまもること、転じて健康の増進を意味する。今日では単に清潔のみを意味する場合も多い。

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衛生

19世紀のヨーロッパで、産業革命後の都市化による住環境の悪化などによる伝染病(感染症)の蔓延などに対応するなかで生まれてきた概念。

日本においては明治に長与専斎(長與專齋)がヨーロッパを視察し,生命や生活を守る概念として考え方ドイツ語「「ハイジーン(Hygiene)」が社会基盤整備を含み、国家、都市を対象としていることから、その和訳について、敢えて「養生」(「健康」、「保健」)を転用せず荘子 (書物)の庚桑楚篇にある「衛生」の語をあてたことに始まる。なお正しい表記は「衞生」、漢字制限(当用漢字、常用漢字、教育漢字)以後は現表記でかく。

衛生学

衛生についての学術大系は「衛生学」としてまとめられる。その範囲、手法については多岐にわたり、また境界が曖昧であるが、健康に影響を及ぼす様々なリスクを同定し、予防活動に結びつける学問であるといえる。公衆衛生との区別は明らかではない。歴史的経緯は公衆衛生学を参照。

日本における衛生学の代表的な学会は日本衛生学会が挙げられる。その総会における演題分類によれば、以下のカテゴリーを衛生学の対象としているといえる。感染症の征圧や栄養状態の改善を主な目的としたかつての衛生学に加えて、現代の生活習慣病、老人保健、環境問題などにも対象を広げ、手法も遺伝子や分子生物学を応用するなどの展開を見せている。

* リスク要因:環境生理・物理的環境 - 感染症 - 無機及び有機有害物質 - 生活習慣病 - 骨代謝 - 健康増進・体力・運動 - 健康管理・疲労 - 精神保健・ストレス - 難病・特定疾患 - 免疫 - 遺伝子

* 目的・手法:環境衛生 - 生物学的モニタリング・バイオマーカー - 栄養・食品衛生 - 母子保健・母性保健・小児保健 - 学校保健 - 老人保健・福祉 - 健康教育・喫煙問題 - 産業保健 - 地域保健・医療経済・医の倫理 - 衛生統計・人口問題 - 国際保健

衛生
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